![]() 2019.10.05 Saturday
国民目線から政策実現し信頼! 中央幹事会で自公連立20年に関して見解を述べる山口代表=3日 党本部 公明党の山口那津男代表は3日午前、東京都新宿区の党本部で開かれた中央幹事会であいさつし、5日で発足から20年の節目を迎える自公連立政権や国際社会の平和と安定に向けた取り組みについて、大要、次のような見解を述べました。 【自公連立20年】 一、この20年の歩みは、日本政治史に大きな業績を残した。政治の安定をめざし、内外の重要課題を乗り越えるという大局観に立って協力し合ってきた。具体的には、選挙協力を深め、国会で安定的な議席の基盤を築いた。それを生かして、国民のニーズ(要望)を幅広く受け止め、合意をつくり政策として実行してきた。こうした協力関係に国民の信頼と支持を得て、今まで長く続いてきた。 一、(自公連立政権で果たしてきた公明党の役割について)連立政権に公明党がいることで、国民目線からネットワークを生かして受け止めた小さな声を実現してきた。公明党が連立政権にいることが国内外の安心感につながっていることを強く誇りに思うべきだ。 一、(今後の政権運営について)第2次安倍内閣発足時に交わした政権合意(2012年12月25日)で結んだ、誠実、真摯に政権運営に当たり、国民の信頼を確保していくという原点を忘れずに協力関係をしっかり深めていきたい。国内外の重要課題は山積している。自公両党とも一層、緊張感を持って、それらの課題を克服していくという毅然たる意思を持って臨んでいきたい。 【国際社会の平和と安定に向けて】 一(2日の国際政治学者イアン・ブレマー氏との会談について)ブレマー氏は、国際社会の中で日本の政治が相対的に最も安定しており、それを生かした多国間協調へのリーダーシップを期待していた。日本が安定している要因として、日本が直接的に戦争に関与していないことを挙げ、そこには戦争を許さない公明党の存在も重要だというやり取りもあった。こうした公明党の役割を国民のため、国際社会の平和と安定のために生かしたい。 一、先日、公明党訪問団としてトルコを訪れ、日本とトルコ両国が親近感を持ちながら、国際社会の安定のために協力し合っていきたいと訴えた。国際社会の平和と安定へ果たすべき役割を自覚し、結党55年の節目を迎える年に結束して、4日から始まる臨時国会の論戦に臨んでいきたい。 ![]() |