おりはら政信Blog

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ナッジ理論で伸ばす健康寿命!

 聞きなれないナッジ理論。公明党山形市議団でこのナッジ理論を勉強しました。ナッジ理論は、「人の行動は不合理だ」と言う前提のもとに人間の行動を心理学、経済学の側面から研究する「行動経済学」の教授によって発表されました。この行動経済学を実社会で役に立てる一つの方向性として示されたのがナッジ理論です。2017年にセイラー教授がこの「ナッジ理論」でノーベル経済学賞を受賞したことを皮切りに実社会の様々なシーンでの利用が始まっています。

 ナッジ(nudge)は「そっと後押しする」という意味の英語です。夏休みの宿題を早めに片付ける子ども、計画を立ててコツコツこなす子ども、2学期が始まる直前にまとめてす子どももいます。「やらなければ」と思いながらギリギリになってしまうのは、子どもだからでも、怠け者だからでもなく、「人は常に合理的な判断に基づいて行動するわけではない」という人の性質のためです。この性質を理解して、計画的に宿題をしてもらうためにはどうしたらよいのかというヒントが「ナッジ理論」の中にあります。選択の余地を残しながらもより良い方向に誘導する、または最適な選択ができない人だけをより良い方向に導く、この導きがナッジ(nudge)です。

 

 ナッジ理論の原著の表紙に親子のゾウが描かれています。親のゾウが鼻で子供のゾウをそっと押しながら歩く、これが象徴的なナッジのイメージです。子ゾウを自由に歩かせて、親はそれに注意を払わない、もしくは子ゾウは背中に乗せられ、道を選択する自由がない状態と比較してみてください。どの姿が理想化は一目瞭然だと思います。この心理的バイアスに着目した新しいアプローチで行動変容を促すのが、ナッジ理論を利用した受診勧奨です。

 さて、国民健康保険に加入されている方には、「平成31年度 山形市健康診査のお知らせ」が届いておられると思います。既に受診された方も多いのではないでしょうか。その中で、集団検診申し込み方法が変わったことにお気づきになりましたか。

 これまでは、検査を受けたいものに○をするようになっていましたが、今年からは検査したくないものに×を付けるようになりました。これを「オプトアウト方式」と言います。この方式を公明党山形市議団で勉強し、松田孝男議員の一般質問の中で、山形市の「オプトイン方式」から「オプトアウト方式」への切り替えを提案させて頂きました。これは、先に説明をしたナッジ理論を利用した受診勧奨の一つです。

 ナッジ理論には、ヾ蔽韻(意思決定のプロセスを減らして、楽にする。)、∪気靴ぅぅ鵐札鵐謄ブ(ご褒美は結果に対してではなく事前に。)、正しい行動を示して(周囲の人々に影響されやすいのは自然なこと。)、ぅ織ぅ爛蝓爾(気になる時に、気になることを伝える)があります。これらを適宜に応用しながら山形市民の健康増進に寄与できるようさらに推進をして参ります。

| おりはら日記 | 10:30 |
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+ プロフィール
  • 昭和29年11月24日生まれ
  • 山形商業高校卒業
  • 専修大学Ⅱ部商学部4年中退
  • 東京都世田谷区役所・山形市役所
【現在】
  • 市議会議員(4期目)
  • 環境建設委員会委員
  • 議会運営委員会委員
  • 議会史編さん委員会委員
  • 公明党山形県本部副代表
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