国は2007年の第1期基本計画から緩和ケアを重点課題に位置付け、がん拠点病院への専門部門の整備や医師の研修会の開催などを進めてきました。それでもなお、高まるニーズに追いついていないのが現状です。実際、第2期基本計画の中間評価は、「苦痛の緩和が十分に行われていないがん患者が3〜4割ほどいる」と指摘しています。
 緩和ケアの提供体制をどう拡充するか。次期基本計画の策定に向けた重要な論点であることは言うまでもありません。緩和ケアは、専門医のほか精神面のサポートをする臨床心理士や、生活面の相談に乗るソーシャルワーカーらがチームを組んで行います。この点、今回の概要が専門の知識や技術を習得した医療従事者の育成、相談体制の整備に言及していることは評価できます。
 「痛みがある」患者を1割以下にするとした目標を初めて設定したことも見逃せません。その実現には、長期にわたり適切なケアが提供される受け皿づくりが何よりも急がれます。緩和ケア施設の整備が進むような対策を検討していくべきです。
 がんの予防や治療研究を総合的に推進するがん対策基本法が施行されて丸10年。心身にわたる患者の痛みを少しでも取り除ける環境づくりを進めていきたいと思います。
 そんな中、長年公明党の党員としてご活躍頂いた峯田さんが亡くなりお通夜に出席させて頂きご冥福を心からご祈念申し上げました。また、午後2時からは友達のお父さんの告別式に参列させて頂きました。本当に亡くなった方のご家族とお会いするのは辛いものですが、亡くなられる迄の看病の大変さも痛感します。患者の痛みを和らげるとともにご家族の心労も軽減できる環境づくりも大切だなあとと思いました。